緑と犬とスイーツと仕事帰りのOLの癒し空間「カフェ香咲」

2018/10/31 原宿

仕事後に青山近辺でお茶を、と思った時、幾つかのお店の候補が思い浮かびました。
しかし、蔦珈琲店もウエストもロイヤルガーデンカフェも、昼間の方が魅力を味わえるお店ではないでしょうか。
夜が素敵そうな喫茶店はどこだろう。と、リサーチしてみたところ、この「カフェ香咲」に辿り着きました。

キラー通りから小道に入り、カフェ香咲のまるで花屋さんのような外観を目にするや、惹きつけられました。

色とりどりのステンドグラスの嵌め込まれた窓、鳥籠のディスプレイ、手描きイラストの看板。

扉には「全席禁煙」の文字。レトロ喫茶には珍しいですが、1984年(昭和59年)創業ですから、まだレトロ喫茶と呼ぶにはちょっと早いかも知れません。
30席のこじんまりした店内は片側がカウンター、反対側にテーブル席。

BGMはジャズボーカル、壁にはローランサンの絵。プリントなのが残念です。

手作りのスイーツが人気で、特にパンケーキが名物のようですが、敢えてオーダーはラズベリーチーズケーキ(650円)と香咲ブレンド(660円)に。

コーヒーはまるでエスプレッソのような濃厚さ。最近ここまでパンチの効いたボディのコーヒーに遭遇していなかったので、頼もしかったです。
温かみのある厚手のコーヒーカップは、ポーランド製。
チーズケーキはゴルゴンゾーラなど複数のチーズを使用しているそうで、ラズベリーの酸味、蜂蜜の甘味、チーズの塩味などが混ざり合い溶け合って、味のハーモニーを奏でていました。
入店時はカウンターに女性客一人のみでしたが、私が入店して少しして、何組かのお客が立て続けに入ってきて、店内が賑やかになりました。
お客はほぼ、女性客の二人連れ。仕事帰りなのでしょうか。「夜カフェ、良いねー」などとはしゃいでいます。
ご飯メニューをオーダーしている方も多かったです。