「ル・クール・ピュー」はイートインにもテイクアウトにも

2025/1/31 荻窪、西荻窪

狙いを定めていた近くの喫茶店が閉まっていたので、さてどうしよう、と見回したところ、目に入ったのがこのお店。

一見、フランスの街角にでもありそうな、お洒落なパン屋さんのようですが、ウインドウ越しに見ると奥にテーブルと椅子が並んでいます。
迷わず入店しました。

店内には洋楽のボーカル曲が流れていて、右側はパン屋さん、真ん中にケーキとデリのケース、左側がカフェスペースといった感じにざっくりと分かれています。
スタッフさんはマダムなのか女性が一人と、白人青年。

メニューを拝見したところ、ちょうどアフタヌーンサービス（14:00〜）をやっているようではないですか。
写真にはお決まりのサンドウィッチや焼き菓子の乗った三段のケーキスタンド。
セット内容は３種類で、お値段は驚くべきことに、Duo（お好みのケーキ、ドリンク）(693円)、Royal（お好みのケーキ、サンドイッチ、ドリンク）(803円)、Orchard（お好みのケーキ、サンドイッチ、ドリンク、本日のケーキ）(1023円)というリーズナブルさです。
Royalを頼み、ケーキはシュークリームとフランボワーズタルトのどちらかというので、フランボワーズを。
ドリンクはせっかくのアフタヌーンティーなので、紅茶を選びました。

店内の調度品も洒落ているのですが、テーブルと椅子は配置されているというよりも店内の片隅に寄せられている、という感じの並べ方なので、イートインよりはテイクアウトが人気のお店なのでしょう。
野菜のケーキなど、ヘルシーなメニューに力を入れているような傾向も見られます。

白人青年のスタッフさんはまだ不慣れなのか、たどたどしい手付きで紅茶とサンドウィッチ、ケーキのお皿を並べてくれました。

紅茶がカップサービスなのと、ケーキスタンドでないのが少し残念ではありましたが、このお値段で贅沢は言えません。
まずは紅茶を、と口に含むと、セイロンブレンドかな、癖がないあっさりした紅茶です。
サンドウィッチのパンは片側が白、片側がオレンジ。人参か何かが練りこんであるのでしょうか。
しっとりしていて美味しいパンでした。
中身は卵と、ハムチーズ。
卵サンドの方はフィリングのきめが細かく、みっしりしています。
ハムチーズはまあ普通でしたが、バターがたっぷり塗られていて満足感高し。