映画の舞台になりそうなお店「CURIOUSER and curiouser!」

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友人から、ホットサンドがお勧めなので、ご馳走しますから行きましょう、とお誘いされていたお店。
3月に開店したばかりのお店です。
西荻窪は近いので自転車で行こうとしたら、ちょうど雨が降り出したので、レインコートを着て自転車を走らせました。


一階はグリーンを中心にした品揃えが趣のある、花屋さん。
前を通るたびにいいなあ、と横目で眺めていたお店です。
ちょうど、駅から歩いてきた友人に遭遇しました。


花屋さんの横の階段を上るとお店の扉があるのかな、と思っていたら、もうそこはお店の中だったのに少しびっくり。


カウンターの前には黒い棚に酒瓶が並び、真ん中には羊の剥製。
そう、このお店は、sheeplore(シープロア)というバンドのメンバーが経営しているのです。
バンド名は「羊の伝承」という意味なのでしょうか。

喫煙室は、まるで試着室の様な設え。


お勧めのホットサンド(600円)は中身がその時によって変わるそうで、この日はチーズチキンポテト。
それにコーヒー(650円)、フードとセットだと100円引きです。
そして新メニューのダークチェリータルト!(600円)も注文。

流れている坂本龍一のピアノ曲、本棚に並ぶ耽美系の書籍などから、この空間を形作る美意識が垣間見られます。


少しすると、すっかり雨は上がり、窓から見える空に晴れ間が広がり始めました。


運ばれてきたコーヒーはロココ調のピンク色のカップに入っています。
温度はやや低め。
口に含むと、深くこっくりした中に甘味がほの見える、癖になりそうな味わいです。


素朴なクッキーが2枚ずつ、添えられていました。


ホットサンドは、プレスされているタイルのような幾何学模様が可愛い。
中には細かく刻まれたチキンや玉ねぎなどの具が入っているのですが、カリッとした豆の食感がアクセントになっていて、美味しかったです。
こじんまりして見えますが、意外とお腹に溜まります。


そしてダークチェリータルト。
クランブルのようなほろほろしたタルト生地としっかりシロップに漬け込まれたチェリー、散らされたアーモンド、などの織り成すハーモニー。
コクのあるコーヒーによく合います。


夜はパスタなどのフードも増えて、お酒も色々楽しめるそう。
遠からず、再訪することになりそうです。

※CURIOUSER and curiouser!
住所:東京都杉並区西荻北3丁目 16-2 2F
電話番号:03-6767-5917
営業時間:[月~金]12:00~17:00 19:00~1:00、[土]12:00~1:00、不定休

CURIOUSER and curiouser!

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