家の近くに欲しい　素敵な喫茶ライフを送る為の「喫茶生活」

2018/11/25 2018/11/28 高円寺

新高円寺での仕事帰り、少し遅めの時間に立ち寄った「喫茶生活」。
お洒落なスタンドといった佇まいのお店です。
中に入ると、カウンターの奥からマスターが席を指定して下さいました。

メニューには、地域ごとに分けられた10数種類のストレートコーヒーの名称が並び、味の説明もあります。

これはブレンドを頼むのでは勿体無いな、と、「アンセーニュダングル」で気になったジャワ・ロブスタにすることにしました。
前に書いた通り、苦味が強くインスタントコーヒーなどに加工され、ストレートではあまり飲まれないコーヒーです。
オーダーを告げると、カップにしますか？ワイングラスにしますか？と聞かれてびっくり。
ワイングラスでコーヒーを飲む機会など他にはないですので、ワイングラスで、とお願いしました。
キャッシュ･オン･デリバリーなので、お金を用意して待つよう言われます。
じっくり淹れて下さっている間、店内を見て回りました。といっても10席ほどのごく小さいお店なので、一目で全体を見渡せるのですが。

すぐ目につくのは、マイルス・デイヴィスのポスター、そして壁一面に貼られたジャズのLPジャケット。

BGMはもちろんジャズ。喫茶店ではなく、レコード店だと言っても通りそうです。ちなみに店内は禁煙です。

書籍の置かれたコーナー。

遊具の置かれたコーナーもあります。自由に遊んでもよいそうです。

今は無き、渋谷のアンカレッヂを思い出しました。
そのうちに、ワイングラスに入った珈琲が運ばれてきました。見た目の素敵さにテンションが上がります。
トレーにはちゃんと説明書きのプレートが置かれています。

一口、口に含んでみます。確かに苦味が強く、雑味もあります。
その苦さから、ベトナムではコンデンス･ミルクを入れて飲まれているコーヒーですが、私はこれもありだな、と思いました。
味の好みは千差万別です。最近流行のフルーティさを謳った浅煎りのコーヒーよりは、私は好きです。
帰り際にマスターと珈琲談義。「私の愛する喫茶店」という本を教えて頂きました。
最近出来たお店と思い込んでいましたが、もう20年営業されているそう。
今度は半額の小カップで飲み比べをしてみようと思います。