サブカルチャーの聖地「前衛喫茶マチモ」で、前衛を知れ!

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最近「前衛喫茶マチモ」に改名しましたが、かつては「前衛派珈琲処マッチングモヲル」という店名でした。
何を隠そう、私が主宰している演劇集団モントザハトが、隔月でイベントを開催させて頂いていたのが、このお店。
人形の個展を初めて開催したのも、こちらでした。
長年とてもお世話になっているお店なのです。


「レトロ喫茶東京」管理人のkoma2氏もよく出入りしているお店ですので、そのうちご紹介せねば、と思いながらもなかなか来られなかったのですが、今回は、近くで開催するイベントに行く前に、友人と共に立ち寄ることができ、遂に念願叶いました。

お店は、ルック商店街を下り、右に折れたところにあるビルの2階で、通りすがりに入ることはあまり無さそうなロケーション。

入口にもドライフラワーが。

たまたまお客がいなかったので、これ幸いと早速取材をお願いしました。
改名の理由を聞いたところ「今の若い人は難しい漢字や長い名前に抵抗感を覚えるから」とのことでした。
ちなみにマッチングモウルは、 ロバート・ワイアットの結成したプログレバンドの名前。
プログレ好きのお客様から、そういうお店だと期待されることもあったようです。
オーナーべんさんはご自身もミュージシャンで、時々電子音楽のライブをされたりもしています。

トイレにも尖ったディスプレイ。

お店は、2004年(平成16年)の創業。黒い内装はかつて浦和に存在した喫茶店、マチェックに倣ったと、聞いたことがあります。
天井からドライフラワーを吊るしたり、水槽を置くようになったのは、比較的最近のこと。


私としては、以前より雰囲気が好みに近くなってきて、嬉しい限りです。


店内の本棚には漫画やサブカル系の雑誌、DVDなどがずらりと並び、委託販売している作家もののアクセサリや小物が所狭しとディスプレイされています。


友人と、お食事とデザートを頼んでシェアすることにして、オムライス(1000円)、くるみのパウンドケーキ(500円)、そして私はブレンド(500円)、友人はメロンクリームソーダ(550円)を注文しました。


運ばれてきたブレンドは、苦味が強い系ですが、以前よりマイルドになったいる気もしました。


オムライスは、とろとろの卵がデミグラスソースと混ざり合い、とろけるような口当たり。
コンソメスープとサラダも申し訳程度ではなく、結構量がしっかりしているのが嬉しい。


くるみのパウンドケーキは、かなり厚めのものが二切れ。
しっとりした生地にくるみが香ばしく、友人が好きな味だと感動していました。


アングラ・サブカル文化に興味のある方、怖くないですので、一度覗いてみて下さい。

※前衛喫茶マチモ
住所:東京都杉並区高円寺南3-45-1 永和ビル3F
電話番号:03-5378-1517
営業時間:[水~日]14:00~22:00、月・火休
URL:https://matchingmole.tumblr.com/

前衛喫茶マチモ

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