上野といえばここ、老舗喫茶店「王城」

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上野御徒町の老舗喫茶といえば、多くの人がこの店の名前を挙げるのではなかろうか。
1975年に開業以来、珈琲だけでなく食事メニューの充実度から珈琲マニアだけでなく、お腹を満たすための家族層やビジネスパーソンにも愛され続けている。
私も友人とアメ横ぶらりを楽しみ、お昼時であったので立ち寄ってみた。
私自身はここに訪れるのは2回目である。ナポリタンが美味しかったので、友人に勧めたかったのだ。
お店に到着すると、薬膳カレーの文字が。
漢方薬局とのコラボ商品らしい。どうも夏バテ気味だった私は薬膳カレーを注文した。
店内は日曜日であったため、それも猛暑日であったせいか満席に近かった。(満席時は90分の時間制となる)
ほどなくして注文していたナポリタンと薬膳カレーが届く。

薬膳カレーセット(1,000)

 

ナポリタン、この量。
具材もたっぷりで満腹感を得られる。

自家製ソースのナポリタン。メニュー名は「スパゲッティセット」(1,000円)

薬膳カレーの味は東南アジア圏のスパイシーなものを想像していたが、
どちらかというと、火鍋(中国の薬膳鍋)に近い。
それにしても、このような老舗店でも創作メニューが出されるのだなと、面白かった。
食後にはセットの珈琲を。
友人は紅茶。
珈琲は口当たりが良く、例えば、この後仕事がある人はリセットした気持ちで外に出られるだろう。
このお店のもうひとつの見所は豪華な店内だ。
天井のシャンデリアやゴブラン織の生地が貼ってある家具はさながら「城」である。
ただ、上野という異文化的な街を楽しむ人と、
せわしなくオーダーを取り、食事を運ぶスタッフの方の賑やかさが、どことなく庶民感溢れ、かえってそれが落ち着かせてくれる。
また、今では珍しい全席喫煙席。
煙草の香りが苦手な方には少しつらいかもしれない。
ヤニで黄ばんだ壁紙が、生前ヘビースモーカーだった祖父を思い起こさせた。
帰り際レジに、例の薬膳カレーとコラボ企画をした薬局監修の飲み物「リコリスジンジャー」の袋が販売していた。
帰って飲んでみたが、甘くてほっとする中に、生姜のピリッとした後味が良い。
まだ売っていればまた買いに行こう。
上野は気楽な街だ。
そのひとつに、気軽に立ち寄れる喫茶店の多さがあるのであろう。

純喫茶と言えばピンクの公衆電話ですよね。今回も見つけました。

「王城」
東京都台東区上野6-8-15
TEL:03-3832-2863
定休日:不定休
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