とりどりのカップで味わえる「アメ横ダンケ」のバターブレンドコーヒー

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私は月に数回、都内3ヶ所で「哲学者の薔薇園」というダイニングカフェバーを運営しています。
今回はその忘年会営業の為の買出しで、アメ横へ。そのついでの取材でした。
上野のレトロ喫茶はまだまだ取材していないところがありますが、折角なのでまだ行ったことのないお店に行きたいな、と調べたところ、素敵なカップに淹れられた珈琲の画像が目に留まりました。
一緒に映っている、丸く盛られたクリームの乗った六角形のスイーツもとても美味しそうです。
「アメ横ダンケ」は、バターブレンドコーヒーのお店とあります。
少し前にダイエットで話題になったバターコーヒーとは違うのかな?よし、行ってみよう。
と、買い物を終えたその足で、すぐ近くのそのお店に向かいました。


弁柄色に塗られた、モダンな町屋という雰囲気の瀟洒な店構え。
引き戸を開けると、店内は僅か数席のカウンターのみです。


棚やカップボートには、壮麗なカップたちがずらり。目移りがします。


メニューは、バターブレンドカフェのホットかアイス(いずれも550円)と、ウインナカフェのホットかアイス(いずれも650円)など数種類。


「ホットコーヒーはカップが選べますよ」とマスター。
ここは敢えて渋めに、と私はウェッジウッドのジャスパー・ブラック、相方は有田焼のカップを選びました。
ケーキは、ケーゼクーヘン(500円)とストロベリーケーゼクーヘン(550円)を。ドリンクとセットで50円引きです。


流れている音楽が、ラヴェルのボレロから、チャイコフスキーのくるみ割り人形に変わりました。
つい先日、くるみ割り人形の朗読をしたばかりなので嬉しくなってお話を思い出していると、まずコーヒー、続いてケーゼクーヘンが登場。


お皿まで合わせてくれていました。器が素敵だと、やはりテンションが上がります。


ストロベリーのケーゼクーヘンは、生地にも苺が練りこまれているようで、薄ピンクの生地が黒いお皿に映えていました。
ケーキといっても生地はパンで、甘さは控え目。軽食に丁度いい感じです。


バターブレンドコーヒーはバターコーヒーとは無関係で、焙煎の際にバターを加えているのだそうですが、バターの風味は感じられません。
酸味の全く無い、コクのあるコーヒーで、通好みな味わいだと思いました。美味しかったです。
後で知りましたが、チーズケーキは鎌倉のホルトハウス房子さんのお店「ハウス オブ フレーバーズ」と同じレシピなのだそう。
次回は是非、頼んでみたいと思います。

※アメ横ダンケ
住所:東京都台東区上野4-1-8 長谷ビル 1F
電話番号:03-3837-2111
営業時間:10:00~22:00、無休
URL:http://www.ameyoko-danke.com/

アメ横ダンケ

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