自家焙煎コーヒーと上品な店内「ローヤル珈琲店」はアイスクリームもおすすめ

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こんにちは。ライター瑠璃です。

浅草特集も第4弾となりました。(まだまだ続きます。)

今日は新仲見世通りから1歩出たとことにある「ローヤル珈琲店」にお邪魔しました。

木のぬくもりのある歴史を感じさせる佇まいの中で入口にまず目につくのが大きな焙煎機。毎日、ここで豆を焙いて珈琲を提供している1962年創業の老舗である。

コーヒーや生絞りジュースがおすすめらしい。

コーヒーを頼もうか悩んだが、入口にあった「ひと味違う!」と銘打ったアイスを注文。

ここのコーヒー用クリームは中沢乳業(100年以上前から業務用の乳製品の製造、卸をしている)特製の100%生クリーム。そうなれば、きっとアイスも美味いに違いないと思ったからだ。

アイスクリーム(580円)ソーダ水(530円)

(しかしなぜかソーダ水を注文、ソーダ水はなんとメロンソーダ!お店によって炭酸水だったり少し甘かったりレモンが入っていたりソーダ水も様々な形態があるものだ)

アイスは濃厚なバニラの味わいがするが、後味は驚くほどさっぱりしていて口に残らずべたつかない。

頼んで正解だった。しかも思った以上に大きいのだが、乳成分が高いせいか、なかなか溶けない。これならば友人と会話が盛り上がっても平気だ。

店内は赤と茶を基調としておりクラシック音楽が静かに流れる。この日のお客さんは年配の女性が多く、店内は落ち着いた雰囲気。観光客でごった返す浅草の街ではないかのようだ。

時間が過ぎていくことも忘れそうだ。

壁には浅草の「三社祭り」の大きな絵画

店内は全席喫煙可能だが、土日祝のみ全時間帯禁煙となる。浅草では珍しいのではないだろうか。

テーブル数は20席、場合によって机を移動している。

また、ウエイターさん達の気配りも素晴らしく、私がメニュー表に記載している営業時間をメモしているところをご覧になったのかすかさず、「現在は営業時間に変更がございまして・・・」と丁寧に教えて下さった。

15時を過ぎるころ、ビジネスマン風のお客様や何かの演劇が終わったのか、団体のお客様が一度にいらしたので私は店をあとにしたが、皆、メニュー表を見ずにアイスコーヒーを注文していたのが印象的であった。ここではやはり自家焙煎のコーヒーを飲まないとなと思った。

入口にある焙煎機

私が店を出る頃に若い女性2人組が「こういうお店初めてだけど大丈夫かな~」と話しながら入店していた。ぜひ、「レトロ喫茶」にしかない風情を若い世代にも知ってほしいなと思いつつ私は店をあとにした。

 

ローヤル珈琲店

東京都台東区浅草1丁目39-7

03-3844-3012

営業時間 8:00~20:00

モーニング 8:00~12:00

ランチ 12:00~14:00※土日祝を除く

 

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