「純喫茶マウンテン」で山ならぬスカイツリーパフェに挑む

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年明けて間もないある日、浅草で開催されるイベントに管理人koma2氏と相方と出掛けることになりました。
浅草といえば、瑠璃さんが浅草特集で既に何軒も取り上げられているエリアです。
もうそんなに取材するお店が残っていないのでは?と思いつつ調べると、あにはからんや、未取材のお店が続々と出てくるではありませんか。
下町恐るべし!と思いながら、リサーチした中で特に気になった「スカイツリーパフェ」のある、1948年(昭和23年)創業の「純喫茶マウンテン」に行ってみることにしました。

お隣の食堂には長い列が出来ていましたが、ここマウンテンもなかなか盛況。さすが、都内有数の観光地だけあります。


アルバイトらしき若者の他、マスター、マダムではなく、おじちゃん、おばちゃんと呼びたくなるようなスタッフさんたち数名が、忙しく立ち働いています。

お正月らしい、繭玉飾りが。

メニューを見ると、どうやらお正月特別価格での提供らしく、金額はそこそこ高め。
(後で調べたところ、通常時の価格とは50円から200円くらいの差なので、そこまで高くしているわけではなさそうです)
スカイツリーパフェ(2300円、通常2100円)はリサーチ通り、かなりのボリュームのようなので、3人でシェアすることにして、他にナポリタン(セット1500円、通常1400円)をマウンテンブレンドコーヒーでと、相方がまっ茶(和菓子付き800円、通常同額)、コーヒーを単品(550円、通常500円)でもう一つ頼みました。

スタッフさんに断り、店内を撮影。

写実的なステンドグラスの絵柄も素敵。

混んでいるし待たされるかな、と思いきや、なんとものの数分で、まずはコーヒー、続けて抹茶、ナポリタンと出てきたので、そのスピードに驚きました。
回転率を上げる為にも、かなり効率化を考えているのでしょう。

添えられた折鶴も可愛い。

そしてあまり間を置くこともなく、真打のスカイツリーパフェも登場!


その偉容に圧倒されつつ、とりあえず写真を撮りまくりました。
溶けて崩れるのでは、という不安から、まず生クリームで覆われた尖塔部分を本体から外します。
ちなみに塔の中身は、ヨックモックのシガールみたいなものかな、という予想を裏切られ、固く太いポッキーのようなお菓子でした。
引き続き、こんもりした生クリームの周りに配置された、ドラゴンフルーツ(!)、林檎、苺、葡萄、オレンジ、バナナ、キウイフルーツ、さくらんぼなどを外していきます。
グラスと同じ高さになり、やっと安心して他のものをゆっくり食べる余裕も出てきました。


銀のお皿に盛られたナポリタンは、麺がもっちりしたいかにもレトロ喫茶らしいお味です。
コーヒーは深煎りで泡の立った、イタリアンロースト。

ところでマウンテンといえば、甘口スパゲティで有名な名古屋の喫茶店を思い出します。
かくいう私も一度訪れて、メロンパンスパなどを頂いたことがあるのですが、マウンテンでは山になぞらえ、メニューを完食することを「登頂」、挫折することを「遭難」と呼び習わされています。
我らが浅草の「マウンテン」のスカイツリーパフェも、登頂が危ぶまれていた訳ですが、頂いてみると意外にも、フルーツが多いおかげでそれほど苦しむこともなく、食べ進めることができました。
構造を説明すると、ホイップクリームの下にはバニラアイス。チョコレートソースも掛かっています。その下に、フルーツが埋まっていて、その下はコーンフレーク。
スプーンがなかなか底に到達しない位の深さでしたが、下の方にもふんだんに果物が埋まっているのが太っ腹でした。
そんな訳であっさり完食し、koma2氏は「まだ全然余裕」と、ホットサンド(600円、通常同額?)を追加オーダー。


一人で頼まれる方もいらっしゃるそうですので、自信のある方は是非、挑戦してみて下さいね。

クリームソーダの量もすごそう。

※純喫茶マウンテン
住所:東京都台東区浅草1-8-2 1F
電話番号:03-3841-0172
営業時間:11:30~23:00、無休
URL:http://www.creamanmitsu.jp/

純喫茶マウンテン

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