ペットの散歩や運動のついでに、公園の緑が眩しい「nico park gallery」でくつろぐ
nico、という店名から、もしかして、と思ったのですが、やはりモデルでミュージシャンのNICOから取られた名前のようです。
彼女も出入りしていた、アンディ・ウォーホールのスタジオ「ファクトリー」に出入りするアーティストたちなら、こんなお店を好んだのではないでしょうか。
駒沢公園に隣接するnico park galleryは、一軒家のカフェ。
店名にギャラリーと付くだけあって、壁の展示も度々入れ替わるらしく、訪れた日はポップなアブストラクトの油彩画が飾られていました。
店内には電子ピアノが置いてあるので、ライブなども行われるのかもしれません。
手作り感のある店内は、とにかくアーティスティック!
段差がある立体的な作りで、席の配置も椅子やテーブルのタイプも様々です。
テラス席もありますし、駒沢公園の緑が借景になって、初夏から初秋にかけてはさぞかし気持ちいいのだろうなと思います。
どこの放送局なのか、サイエンス番組が流れていたのも、なかなかのセンスです。
メニューは手書きで、アレンジコーヒーやハーブティも充実しています。
ブレンドコーヒー(530円)と、ハムチーズトマトのホットサンド(630円)を注文。
トイレがまたお洒落なのですが、なんと貼ってあるチラシがJOY DIVISIONとTHROBBING GRISTLE!
マニアックさにしてやられました。
スタッフさんも、美大生っぽい個性的でお洒落な女性。
先にコーヒーが運ばれてきました。マドレーヌが添えられているのが嬉しい。
壷のような形のカップに入った、苦味の立った深煎りのコーヒーは、しっかりした味わい。
サンドイッチがホットサンドというのも個人的に嬉しいです。私はホットサンド好きが高じて、器具を買ってしまったくらいなのです。
スタッフさんは基本的に入口入ってすぐのカウンターにいて、客席はぐるりと回りこんだところにあるので、一旦ドリンクやフードのサーブが終われば、あとは存分に寛ぐことができます。
あちこちにブランケットが置いてあるので、肌寒くなっても安心です。
こんなお店が近くにあったら楽しいだろうな、と思いつつ、のんびりした時間を過ごさせて頂きました。
※nico park gallery
住所:東京都目黒区八雲5-18-16
電話番号:03-3717-6677
営業時間:10:30~19:00、木休