半分スナック?「珈琲館こはく」 で過ごす休日

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乗り換え駅の明大前で、喫茶店を探すも見つからなかったので、一駅歩いて松原駅前の「珈琲館こはく」を目指すことにしました。
目的地近くで、小さな古本屋さんを発見。
このお店がまた、品揃えが良く、ついつい長居してしまいました。
最近トリックが秀逸なミステリが読みたかったところで、ためすつがめつ3冊ほど選び、小脇に抱えて、というのは比喩的表現で実際にはバッグに入れて、ビル二階の窓を見上げました。


細い階段を上ります。

入口は薄暗く、ビニールの庇がかなりスナックっぽい印象です。


中に入ると、左手の奥にはテレビが点いているし、雑然とした雰囲気のカウンターはやはりちょっとスナックっぽい。
一方で、真鍮のレジスターや銅版のレリーフがアンティークな雰囲気を醸し出しています。


右手は大きな窓を背に整然と木の椅子とテーブルが並んだ、昔ながらの喫茶店。


33年前からあるという情報を見掛けたので、本当だとすると1987年(昭和62年)創業ということでしょうか。
流れているのは、80年代くらいの洋楽のポップス。

メニューの数は、あまり多くはありません。
そして、ブレンド(400円)、炭火コーヒー(460円)、エメラルドマウンテン(500円)、アイスコーヒー(460円)と並ぶ、ちょっと不思議なラインナップ。
他にアレンジコーヒーが数種類、フードがパンを中心に数種類。
ブレンドコーヒーとホットケーキ(350円)を頼むと、「ホットケーキは少しお時間掛かりますがよろしいですか?」とマダム。
居座るつもりだった私ははい、と返事をして、ミステリに取り掛かりました。


運ばれて来たブレンドコーヒー、味が無い・・・。
ここまで味が無いのも珍しいです。


「ちょっと焦げちゃって、ごめんなさいね」と出されたホットケーキは、このお値段なら、というお味でした。
銀紙に包まれたマーガリンと、ケーキシロップを掛けて頂きました。


最後はコーヒーフレッシュを掛けて味変(笑)。

壁際には、小さな額絵が並びます。

3時間程掛けて、小説を読み終わった頃には空ももう暗くなりかけていました。
カウンターには、別の女性がいらっしゃいます。
フードメニューも増えたみたい。
やはり、夜はスナックとして営業しているのかな?

※珈琲館こはく
住所:東京都世田谷区松原5-3-14
電話番号:03-3328-9402
営業時間:10:00~21:00、無休

珈琲館こはく

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