まるでアンティークショップ!「カフェ・ド・ルトン」
知人と「ワッフルを食べに行きましょう」と話していて、銀座近辺で探して出てきたのがこのお店。
レトロ喫茶の取材対象としても以前から考えていたお店なので、願ってもない機会とこちらに伺うことにしました。
当日はお店で待ち合わせでしたが、入口でバッタリ。
真鍮の看板とレリーフのある入口を入り、通路を進んで、L字型になった店内へ。
アールヌーヴォーのランプに照らされる店内は薄暗く、落ち着いた雰囲気です。
飾り棚にはカップや壺などがぎっしり並んでいて、まるでアンティークショップのよう。
メニューにはコーヒー中心に二十数種類のドリンクが並びますが、お値段は高め。
ブレンドはシャンティ(まろやか)(900円)、マイセン(香り・コク・苦味)(950円)、アメリカン(900円)など。
メニューの最初には、本日のおすすめコーヒーなど手書きのメモが挟まったページがあります。
「パナマ・エスメラルド ダイヤモンドマウンテン」(1300円)があったので、珍しくブレンドではなく、それにすることにしました。
相方は「イエメン ギシルコーヒー」(1100円)のアイスにすると言います。
説明には「完熟したコーヒーチェリーの果肉を乾燥させ、ジンジャー、ナツメグ、シナモン、クローブ、ハチミツを一緒に煮出したコーヒーです」とあります。
つまりこれは、コーヒーチェリーのチャイということです。これは珍しい。
ワッフルはセットではなく、プレーン(600円)、バナナ(800円)、チョコアイス(800円)の3種類。
バナナを二人でシェアすることにしました。
運ばれてきたコーヒーをひとくち。
酸味も苦みも申し分なく美味しかったです。
このレベルのコーヒーは、他ではあまり飲めないな、と思いました。
ワッフルは普通に美味しい。
サクランボが乗っているのが可愛らしいです。
ギシルコーヒーは、スパイシーで不思議な味。
といってもうちにコーヒーチェリーのお茶(カスカラティー)があるので、初めて飲んだ訳ではないのですが、スパイスで煮出すと更に美味しくなるんだなあ、と思いました。
お店は、マスターとマダムが切り盛りしているようです。
撮影許可を頂いて、店内を撮らせて頂きました。
L字型の反対側のスペースにも油彩画の額が並んでいて、大きなグランドファーザークロックが。
※カフェ・ド・ルトン
住所:東京都中央区銀座5-6-16 西五番館 B2F
電話番号:03-3571-1033
営業時間:[月~土]11:00~22:30、[日]11:00~19:00、無休