緑の扉の奥、「喫茶ロゼ」で薔薇に囲まれて

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コロナ情勢下で、吉祥寺ではかなりのお店が閉店に追い込まれていると聞きます。
大好きな街であり、所属している組織のある街でもあるので人ごとではなく、なるべくお店で買い物や食事をしようと思って、ここ喫茶ロゼを訪れました。

細い階段の上に、緑色の格子のある扉が、可愛らしい雰囲気。

ハンバーグに定評があるというようなレポートを目にしていたのですが、いざメニューを手にすると、ロゼランチ(コーヒー/紅茶付き1000円)が目にとまりました。
人気のミニハンバーグを始め、パスタ、シュウマイ、ウインナー、ちくわ、薩摩揚げ、サラダなどの小さなおかずがたくさん乗ったプレートです。
大人になると頼むことのできない、お子様ランチ的な楽しさを感じて、こちらをコーヒーで頼むことに。

マダムに撮影許可をお願いすると、「何かに載せられるんですか?」と、あまり気乗りのしないご様子です。


店内には洋楽が流れていましたが、後でNHK-FMだと分かりました。

店名の通り、クッションカバーには写実的な薔薇の模様が描かれ、窓際にはピンクの薔薇が大きな花瓶に生けられています。

ランチのプレートが運ばれてきたので、早速頂きます。

お味噌汁までついていて、昔ながらの定食屋さんという感じ。
おかずは一つ一つ手作りの味で、特にハンバーグはナツメグが効いていて美味しかったです。
マダムにそう言うと、ハンバーグの味の好みの移り変わりや、グルメ番組に取材をされた時にシーフードピラフに100点を付けて頂いたエピソードなど、色々と話して下さいました。

こちらのお店は以前はビルのテナントで入っていて、10年前に今の場所に移ってきたのだそう。
開店は1983年(昭和58年)と言いますから、28年間営業していて、こちらに移ってきて10年。

昔のお店の雰囲気を求めてしまうんです、とマダムは仰っていましたが、今のお店も十分にレトロ感があるように思えます。

椅子の背もたれにマットが使われているのが気になっていたのですが、マダム曰く「これだと交換できますから」とのこと。
確かに、張り替えるより効率が良いとも言えます。

長居してしまったので、追加でブレンドコーヒー(450円)を頼んだところ、孔雀のデザインのカップ&ソーサーで出して下さいました。

前に入っていたビルのテナントのお店の方に頂いたものだそうです。
コーヒーは丁寧に淹れられていますが、心なしか2杯目の方が薄かったような。

次は人気のハンバーグか、100点のシーフードピラフを頂いてみたいと思います。

喫茶ロゼ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-1 2
電話番号: 0422-21-7572
営業時間:11:0021:00、無休

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