少し勇気がいるかも?ビル地下の「シーザー」へ
こんにちは。
ライター瑠璃です。
今年はビル中の喫茶店にフォーカスを当てたいと思いつつ、
なぜビル中喫茶か?というと、
「喫茶店に行くまでの建物も楽しめるから」。
本日訪れた赤坂の「シーザー」もそう。
建築や働く乗り物が好きな方は誰しも知っている小松製作所の本社が入るコマツビルの地下商店街にあります。
まず、玄関はこのような感じ。
「御用の方は受付へ」と書いてありますが、
すぐに階段を降りる前に、
なかなか間近で見ることは出来ないので(ほほ〜
階段のこの大理石!
化石ないかなぁ。
商店街と書いてありながらも今は残念ながら、「シーザー」
かつては売店などで賑わったのでしょうか。
地下の商店街でもひときわ大きい一角に「シーザー」はあります。
お店に入るとすぐに店員さんが席に案内してくれます。
このご時世なのですが、全席喫煙。
実は赤坂付近は喫煙できる喫茶店が多いそう。
古くからのビジネス街、官公庁街でもありますからね。
座るやいなや、手書きの「本日のメニュー」を出され、
久しぶりの外食で注文を戸惑いつつも、咄嗟にAランチを注文。
ここにいるお客さんはこのビルで働いている方ばかりだから、
ほどなくして30cmもあるプレートに、1合近い白米に、
先程も書いたが、かれこれ外食は久しぶりで「わ!
そんな不安も他所に、ひとくち食べたら「いつもの調子」
はじめのうちはどんな料理かじっくり見ながら食べるのだが、
次第に周りの人やBGMや、
なんと言ってもこのメンチカツは大変に美味であった。
少し口を怪我しそうな程にサクサクの武器みたいな衣の中は、
このプレートの上だから食べられるけども、
外食というものは、「日常」から少しだけ出たところにある。
私の日常のメンチカツはガチガチなのである。
ところが外食をすると、そうでないことに気付かされる。
このお店はお昼時を過ぎても満席であった。
タイミングよく空席ができた時に写真を撮れた。
そう、コロナ禍の中でこのお店にいると「かつての日常」
非日常も日常も外食によってもたらされるんだなと改めて気付いた
食後のコーヒーは、
薄めで酸味は少ない。
アメリカンで、私好みだ。
流れているBGMはずっとビートルズなのだが。
ここは夜も営業しているそうだ。
四六時中忙しいこの様子を眺めることでホッとするなんて変だが、
コロナ禍の中、
感染対策を行い、たまには「私以外が作る日常音」