国際色豊かな街に残る、憩いの店「西琲亜」

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麻布十番と言って私がすぐに思い浮かべるのは、麻布十番納涼祭り。
ある年たまたまこのお祭りに行き当たり、国際色豊かな雰囲気に魅せられて、次の年に相方を誘って行ってみました。
ところが、駅を降りた途端に、もの凄い人波で先へ進むこともままなりません。
どうにか、屋台の並んでいる広場に出ましたが、人ごみの嫌いな相方は「もう帰ろう」の一点張り。
折角来たのだからもうちょっとお祭りを楽しみたいな、と思いながらも、不機嫌な相方を無理に連れ回しても険悪になるばかりなので、諦めて帰路につきました。

今回は、知人たちの参加している展示を見ての帰り道。


入口の緑が目に鮮やかです。


カウンターにも観葉植物が。


20席弱の長細い店内の、一番奥の席につきました。


横には、やはりセピア色に変色した、芸能人のサイン色紙が並んでいます。


聞こえるか聞こえないか位の僅かなボリュームで流れる、クラシカルアレンジのインストゥルメンタル曲。
レアとベークド、ブレンドとティーが選べるチーズケーキセット(750円)を、ベークドとブレンドでオーダー。
運ばれてきたブレンドは、酸味も感じられるレトロ喫茶っぽい味。


アルミホイルに包まれたベイクドチーズケーキは、土台のキャラメル味のタルト部分もしっとり。
洋酒の風味も少し、と思ったら、ラムレーズンが隠れていました。


コーヒーカップはシンプルな白でしたが、他のテーブルのコーヒーは素敵なカップで運ばれていたので、ストレートコーヒーを頼んでも良かったかな、とちょっと残念な気分。
席のすぐ横の壁に、フィレンツェのドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)らしい教会を描いた彩色銅版画があり、その下にこのお店を描いたスケッチが挟まっています。


カウンターの中のマスターの顔は簡略化されていますが、雰囲気がよく捕えられています。


マスターに尋ねてみると、10年位前にお客さんが描いてくれたものだそうで、「今はどうしているかなあ」とのことでした。
銅版画の方は、ご家族がパリのモンマルトル広場で若い画家から買ったものを、お土産に頂いたのだそう。
(調べてみたら、フィレンツェのドゥオーモではなく、ウィーンのカール教会のようでした)


今年の夏は、麻布十番納涼祭りにまた行ってみようかしら。
そして空席があれば、このお店にまた寄ってみようと思います。

※西珈亜
住所:東京都港区麻布十番3-2-6
電話番号:03-3452-3330
営業時間:[月-土]13:00-20:00、[日]13:00-19:00、無休

東京都港区麻布十番3-2-6

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