創業は大正9年！「タカセ 池袋本店」では喫茶もお食事もよりどりみどり

池袋のレトロ喫茶率の多さもかなりのものですが、ここ「タカセ」は東口の横断歩道渡ってすぐという立地にもかかわらず、今まで気づかずに通り過ぎていました。
今回は友人とごはんを食べようと、タカセのビルに目を留めました。

1階はパン屋兼洋菓子屋、2階は喫茶室、3階はグリル、9階はコーヒーラウンジになっています。
入口には各階のサンプルの並ぶ、ショーケースが。こんなサンプルも最近では懐かしいものになりました。

1階のパン屋さんは相当ごった返していました。喫茶室も人が並んでいます。

そこで、3階のグリルに行ってみました。

明るい店内はほぼ席が埋まっていましたが、運良く空いているテーブルがあり、すぐに案内されました。

友人はハンバーグ(980円)が食べたい、とライス又はパン、ドリンク付のBセット(300円)で。
私は、洋食屋さんと言えばこれかな、とナポリタン(880円)をドリンク付のCセット(200円)で注文しました。
タカセの社長は洋画家の東郷青児と親交があったのだそうで、入口レジ付近には東郷青児の絵が飾られています。
洋菓子のパッケージにも、東郷青児の絵が使用されています。

店内には他にも何枚もの絵が飾られていて、室内装飾はシンプルながら、センスの良さを感じさせられました。

ナポリタンは安定の美味しさでした。パルメザンチーズがカレーポットに入って出てくるのも嬉しい。

コーヒーは、淹れ立てではなくちょっと時間を置いたような感じ。

お食事の後、1階のパン屋さんに寄ってみました。
人通りの多い駅前、しかも美味しそうなパンはかなりのお買い得価格とあって、店頭に並べられたパンは飛ぶように売れていくらしく、トレーが幾つも積み重なっています。

二斤分もありそうなスイートブレッド(180円)と、チョコとシュガーのコーティングがされた、フルーツ入りホイップクリームとカスタードクリームの挟まった「カジノ」の2本入り(180円)を、自家用に購入。
サイトには、宇宙船の形の「アポロ」(290円)や、あんみつドーナツ(140円)、バタービスケット(110円)など、気になる商品が色々とあったのですが、結構売り切れているのも多かったです。

こちらは洋菓子のショーケース。

帰ってから頂いてみましたが、このお値段とは信じられない美味しさ。
今度からここの前を通ったら、パンを買って帰ろうと思います。

※タカセ 池袋本店
住所：東京都豊島区東池袋1-1-4 タカセセントラルビル1F・2F・3F・9F
電話番号：03-3971-0211
営業時間：1F 8：00～22:00、2F 9：00～22：00、3F 11：00～22：00、9F 11：00～22：00、無休
URL：http://www.takase-yogashi.com/