お洒落レトロな「コーヒーワークショップ・シャンティ」

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北千住という、恐らく初探訪となる駅で喫茶店に立ち寄ることになり、相方が調べてくれたこのお店。
訪れてみると、なかなかお洒落な店構えです。


何といっても、色の取り合わせが素敵。
スモーキーグリーンの壁に貼られた白茶の煉瓦が、焦げ茶色の扉へと誘います。
扉の上に創業年「1968」の数字があり、上部には赤い庇。
ビニールの庇はともすると安っぽくなりますが、丸い形が可愛らしさを演出しています。
両側にシンメトリーに配置された白い窓を縁取るように、薔薇のアーチが置かれ、「自家焙煎珈琲」「自家製ケーキ」の看板が下げられています。
雨風で少々体が冷えていたので、中へ入るとほっとしました。


案内されたのは窓際の席で、これまた上部の半円形が可愛らしい。
ところが後から3人組のお客がいらしたので、感じの良さそうなオーナー夫婦が恐縮しながら「あちらのお席に移って頂けませんか?」と仰り、店内中央の二人掛けの席に移動することになりました。


私としては、色々な席に座ってみたいので移動は望むところです。


メニューを見ると、ストレートコーヒーから順に記載されているので、ブレンド以外を頼むことにします。
ストレートコーヒーはほとんど500円ですが「日替わりストレートコーヒー」は450円なので、何か尋ねると「ニカラグアです」とのことで、それにしました。
説明書きには「当店のコーヒー豆の中で一番甘味が強く、充分なコクも持ち合わせています」と書いてあります。
相方はウインナーコーヒー(650円)を。


軽食も頂こうとフードを見ると、サンドイッチかトーストなのですが、何故かミックスとヤサイにバナナが入っています。
「ヤサイ、タマゴ、ハム、バナナ」「キュウリ、トマト、ピーマン、バナナ」という具合です。
具がそれぞれ1種類ずつ、4種類あるのかな?
聞いてみると、1種類ずつではなくてすべてが一緒に入っているそう。
私はちょっと興味をそそられたのですが、相方が嫌だというので無難に「チーズトーストサンド」(500円)にしました。


店内もどことなく異国情緒があります。
大きな壺に生けられた桜の枝が、そこだけ和洋折衷冠を醸し出していました。


ニカラグアは、甘みが強いかどうかは他のコーヒーと飲み比べないと分からなかったですが、じっくりと淹れられた美味しいコーヒーでした。


トーストサンドも、期待に違わぬお味。
バナナ入りのものも、いつか機会があれば頂いてみたいものです。

※コーヒーワークショップ・シャンティ
住所:東京都足立区千住1-30-1
営業時間:10:00~19:00、水・木休

コーヒーワークショップ・シャンティ

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