寡黙なマスターの接客も味わい深い「ケニヤン」

私事ですが、最近引越しをしまして、その準備と後片付けに追われた半月でした。
どうにか新居でPC作業もできるくらいに落ち着いて来たので、引越し前に行った「ケニヤン」のレポートです。

白山付近に仕入れに行き、初めての土地だったので「取材できそうなお店はあるかな？」とネット検索してみたところ、かなりレトロ喫茶が豊富な地域のようです。
用事を済ませ、とりあえず来る途中に見かけたここ「ケニヤン」に入ってみることにしました。

梅雨時のこと、雨に濡れた緑が鮮やかな店頭のピラミッド形の看板には「クレバー　珈琲　ケニヤン」の文字。
クレバー？賢いという意味でしょうか。ピラミッド型というのも何だか気になります。

中に入って「こんにちは」と言いましたが、マスターは黙ったまま。
勝手に座っていいのかな？とテーブルに着きました。
店内には、ラテンミュージックが流れています。お客様もチラホラ。
ダークブラウンの店内は、そこはかとなくエスニックな雰囲気。

いくつかあるセットメニューから、リゾット(800円)を注文することに。
サラダ、コーヒーもしくはケニヤンティー付きです。
いつもならコーヒーを頼むところですが、ケニヤンというからにはケニア、ケニアといえばCTC！と思った私は、ケニヤンティーを頼むことにしました。
（ちなみにCTCというのは茶葉の加工法で、丸まった形をしています）

それにしてもマスター、ほんとに無口です。撮影許可も頼みにくい・・・。
やがてリゾットと、そこそこボリュームのあるサラダが運ばれて来ました。

ややしてケニヤンティーも。

チャイのように煮出してはいないけど、少し濃い目のミルクティーです。
ケニヤンティーは美味しかったのですが、リゾットはお値段なりかな、というお味でした。
お会計の時、マスターがちょっとだけ挨拶して下さったのにほっとして、お店を後にしました。

※ケニヤン
住所：東京都文京区白山1-33-25 高瀬ビル1F
電話番号：03-3816-4364
営業時間：不明