今や絶滅危惧種、「ミロンガ・ヌオーバ」でタンゴを聞こう

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神保町スピノールギャラリーでの、今回はオカルティズム講座ではなく、私がナビゲーターを務めるブックトーク開催前に立ち寄りました。
「ミロンガ・ヌオーバ」は以前に取材した「ラドリオ」の真向かいにあり、経営者も同じなのだそう。
四谷三丁目の「私の隠れ家」の店主さんも、ミロンガ出身と仰っていたので、訪れるのを楽しみにしていたお店です。


古色蒼然とした煉瓦の色が、とても素敵。
看板には「珈琲&世界のビール タンゴコレクション ヌオーバ ミロンガ」とあり、お店の特長が存分にアピールされています。


このあたりのお店はいずれも、隠れ家感が強いというか、外光があまり入らず照明も間接照明で、雰囲気のあるところが多い気がします。
本を読んだり勉強しに入ってくる学生さんやサラリーマンも多そうですので、目に負担が掛からないと良いですが。


お店に入ると、右側の棚にずらりと世界の缶ビールが並んでいます。


スタッフさんに禁煙席を案内され、席に着くとその横の棚に、こちらは瓶ビールがずらり。


メニューにも、それぞれのビールの味の詳細な説明が付いています。
それに触発されたのか、相方は珍しくメキシコビールのデイ オブ ザ デッド ポーター(850円)を注文。
それに何かご飯を、とメキシカンジャンバラヤの中辛(850円)とシナモントースト(400円)、私はミロンガブレンド(650円)を頼みました。
「ラドリオ」もそうでしたが、お店の広さに対してスタッフさんが多め、それも皆若い女性です。


客層は幅広いですが、私がいた時は女性が多目だったかな。人気店であることが伺えました。
BGMは当然のようにタンゴですが、詳しくない私にはアルゼンチンタンゴなのかコンチネンタルタンゴなのかは分かりません。
写真撮影についてスタッフさんに聞いたところ、「お客様が入らなければ大丈夫です」と仰って頂けました。


店内にはここのお店を描いた絵や写真が何枚か飾ってあります。
老舗の歴史を感じさせられます。


また、象嵌細工の施されたバンドネオンが、ケースに入って展示してありました。


コーヒーは、爽やかな苦味を感じる味。


不思議な表現ですが、そう感じたのです。酸味はそんなにありません。


半熟卵の乗ったジャンバラヤは、胡椒が利いていて、ざっくりした食感。
相方は「あまりジャンバラヤっぽくない」と言っていました。


シナモントーストは薄いバゲットにシナモンを乗せた状態で焼いています。
五角形のお皿がおしゃれでした。

デイ オブ ザ デッド ポーター。メキシコらしい絵柄。

平日は遅くまで営業しているので、また講座帰りなどにも、寄ってみようと思います。

※ミロンガ・ヌオーバ
住所:東京都千代田区神田神保町1-3
電話番号:03-3295-1716
営業時間:[月~金]10:30~22:30、[土・日・祝]11:30~19:00、水休

ミロンガ・ヌオーバ

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