高級感あるチェーン店「宮越屋珈琲 町田店」はカメラ好きにも
町田は、通っていた大学のある小田急線鶴川駅の隣の駅でしたので、学生時代は良く下車していました。
当時よく寄っていた喫茶店は、ファッションビル・ジョルナにあったジャズ喫茶「ノイズ」。
歴史あるお店でしたが、残念ながら今年5月に、閉店してしまいました。
他にも、購入した本を読みに立ち寄った喫茶店がありましたが、名前を忘れてしまい、場所の記憶もおぼろ気です。
今回、仕事で町田に降りることになり、折角なのでどこか寄ってみよう、と探したのですが、リサーチしたお店が残念ながら定休日。
管理人koma氏に教えてもらった、駅近くのここ「宮越屋珈琲 町田店」に寄ってみることにしました。
チェーン店とのことですが、そうは思えない落ち着いた佇まいです。
お店に入ると、手前のスペースが広く取ってあり、右側に珈琲豆を販売しているガラスケース。
スチールの容器に入れられた珈琲豆がスタイリッシュです。
左側は窓に沿って棚があり、珈琲の器具やカップなどが並べられています。
そしてその手前の台には、なぜだか森村誠一氏の著作が並べられています。
奥へ進むと、棚にはアンティークのカメラが並び、立派なスピーカーが嵌め込まれています。
流れているのはメロウなジャズ。
2階は喫煙スペースのようで、1階の席を案内されました。
左の2段ほど高くなったスペースにカウンター、右にはテーブル席が並んでいます。
店内にはヨーロッパの町並みの写った、モノクロの写真が飾られています。
メニューにはブレンドコーヒーが2種類。フレンチスタンダードとマイルドスタンダード(いずれも680円)で、迷わずフレンチスタンダードをチョイス。
トーストのところに、あんトースト(320円)、焼きチョコトースト(320円)、チーズトースト(420円)、などとあります。
シナモントーストは比較的見掛けますが、焼きチョコトーストは珍しいかも、と思って、頼んでみることにしました。
程なくして運ばれてきたブレンドコーヒー、器はミントンのスプリングバレーです。
深煎りの、舌で転がすと甘みを感じるブレンド。
黒々としたチョコの染み込んだバゲットが、固すぎず柔らかすぎず絶妙な歯応え。
ホイップクリームの優しい甘さがまた良く合います。
台風一過の蒸し暑い一日、終わり良ければすべて良し、と思えるひとときでした。
※宮越屋珈琲 町田店」
住所:東京都町田市原町田6丁目11-6
電話番号:042-710-0470
営業時間:9:00~23:00、不定休
URL:http://www.miyakoshiya-coffee.co.jp/