下町の本格珈琲店「千住宿 珈琲物語」でゆるりと

所用で行くことになった千住の街で見つけた珈琲店「千住宿 珈琲物語」。

入口にある木の看板には、鎌と椀と「入レ」の文字が。
「かまわん、入れ」ということでしょうか。
店名に「千住宿」とある通り、どことなく旅館の入口を思わせる作りです。

中に入ると、クリムトの版画などが飾られた玄関まわりも、やはり旅館のような風情があります。

メニューを見ると、「マイルド」「ノアール」「デミタス」等6種類のブレンドコーヒーと、10数種類のストレートコーヒー、20種類ほどのアレンジコーヒーが記載されていました。
お食事は、と見ると、トーストサンドのセット(1040円)が。
マイルドブレンドまたは紅茶、ゆでたまご、トーストサンド(ハムチーズ、ハムポテト、ポテトチーズ)3種からお選びください、とのことでしたので、マイルドブレンドとポテトチーズを選びました。
相方はハムチーズのトーストサンドと、ウインナー珈琲(680円)を注文。喫茶店で彼がよく頼むメニューです。
ドリンクを変更した場合、トーストセットは飲み物代+460円になるそうなので、計1160円ということになります。

運ばれてきたコーヒーは、陶製の八角形のカップに入っていました。

ウインナーコーヒーの方は、ホイップクリームがかなり盛り盛りです。
頂いてみると、マイルドコーヒーの割にはきりっとした苦味がありました。

トーストサンドは、なんとポテトチーズにもハムが入っていました。
これなら別にハムチーズポテトで良いんじゃないんだろうか。
お味はまずまず。

店の奥にも部屋があるようでしたが、そちらは使われていないようです。
というか店の造りを見ると、昔は本当に宿として使われていたのかも知れません。

※千住宿 珈琲物語
住所：東京都足立区千住3-6
電話番号：03-3882-5524
営業時間：[月・水・木・金]8:00～20:00、[土・日・祝]9:00～17:00、火休