コロナ禍の今こそタイムリー？な「コロナ」へ行こう

2020/11/23 杉並

井の頭通り沿いにあり、前を通りかかるたびに気になっていた「コロナ」。
その店名から、さぞかし風評被害を受けているだろうな、と思っていましたが、結構休まずに営業している様子です。
ただ、閉店時間が早めなのもあり、タイミングが合わないまま数ヶ月が経っていました。
休日の午後。「今日なら行ける！」と思い、満を持して訪問。

お店の前には幾つもの黒板にメニューやマスターの似顔絵？などが書かれていて、それが良い感じだなと前を通るたびに思っていました。
看板を沢山出しているお店って、どうしてもごちゃごちゃ乱雑に見えてしまうんですよね。
でも「コロナ」の場合、黒板の効果で、むしろお洒落に見えます。
煉瓦の壁や出窓も、雰囲気が良いですが、中はどうだろうな、と思っていました。
外を撮影してから扉を開けると、中は意外と広く、観葉植物が至るところに飾られていて、調度品もよい感じです。

流れている音楽は、洋楽のポップスでした。

出窓の装飾が素敵

メニューを見ると、スイーツは置いていないようで、そういえば看板でもお食事セットをアピールしていたなと思い出しました。
定番のナポリタンもあるけれど、何となくこの店ならではのものが食べてみたいな、という気がして、マスターに「お勧めは何ですか？」と聞くと「ピラフですね」とのお返事。
カレー味と醤油味(いずれも800円)があるというので、醤油味を頼んでみることにしました。
なんとスープ、サラダ、おかず2品とコーヒーが付いているという豪華さ！
それはそれとして、看板のイラストにマスターあまり似ていません。

ブロンズのレリーフやランプの配置もお洒落

撮影許可を得て写真を撮らせて頂いているうちに、お盆に乗せられたピラフ、いやこれはピラフ定食というべきか、が到着。

内容は具沢山のピラフの他、卵スープ、マカロニの入ったサラダ、ごぼう入りひじき炒め、茄子の味噌炒め。
品数が多いのは単純に嬉しいです。量も私にはちょうど良いくらい。
サラダの野菜がちょっと古いのが気になりました。
ピラフはあまり凝ってはいず、家庭の味、という感じでした。
卵スープは優しい味。茄子は少し味が濃い目でしたが、美味しかったです。

コーヒーはバランス系

食べている途中、マダムと思しき女性が出てこられました。
「良い写真撮れました？」
「はい、沢山撮れました！」
ついでに、黒板に描かれたイラストはマスターなのかな？と思い聞いてみると、マスターが描いたんですか？という質問に取り違えられたようで、「いやこっちが」と奥様を指されます。
「素人ながら頑張って描いてます」
奥様、なかなかのセンスとお見受けししました。
次はモーニング食べに行こうかな。