眠らない街の眠らない喫茶店「珈琲貴族エジンバラ」

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私のブログに情報を寄せて下さった、喫茶店巡りが趣味という方が「全てが絶品」という最上級の評価を与えていたのが、新宿三丁目の「珈琲貴族エジンバラ」。
移転前は歌舞伎町にあったのですが、そういえば何度か前を通ったことはあったものの、入ったことはありませんでした。
なんとなく「チェーン店だしいいか」という気になっていたのだと思いますが、調べてみたところ池袋と渋谷にある「珈琲貴族」とは無関係のお店のよう。
オープンは1975年(昭和50年)。当初は「珈琲貴族」の名前でしたが、1995年に今の名前に変わったようです。
2014年にビル解体に伴い閉店。そして2015年、旧店舗の2倍の広さで、今の場所で再開します。
サイフォンで淹れたコーヒーの味には定評があるとのことで、是非行ってみないと、と知人のライブ観覧後、お店に向かいました。

お店は2階にあり、入口はエレベーター。


扉が開くと、130席の広々とした店内が広がります。高級感ある落ち着いた雰囲気です。


夕食がまだだったので、気になっていた「ポテトグラタン」(750円)を頼もうとすると、同行の相方もそれがいいというので、折角なので別のものをと「ピザトースト」(750円)に変更。
スナックはドリンクとセットだと150円引きになります。
ドリンクは私は「貴族ブレンド」(800円)、相方は「モカ フロスティ」(900円)をオーダー。
先に運ばれてきたモカ フロスティは、とても芸術的な仕上がりでした。


そして白地に金縁が上品な大倉陶園のコーヒーカップも運ばれてきます。
ややして、サイフォンに入った貴族ブレンドの登場。
そう、ここではコーヒーが冷めないように、スタッフがテーブルの脇でサイフォンからコーヒーを注いでくれるのです。なんて細やかな心遣い!
貴族ブレンドは苦味と酸味のバランスが良く、後味すっきり。冷めても美味しいブレンドでした。
ポテトグラタンはサラダ・トースト付き。グラタンもピザトーストもチーズがたっぷり掛かっていて、お味も大満足できました。


店内はフリーWi-Fi、しかも全席電源完備。コピー機まで置いてあるという、ノマドワーカーにはもってこいの環境。
店内数箇所に置かれた「古書いろどり」プロデュースの本棚の中身は、購入も可能。SF・ミステリマニアの食指をそそる品揃えです。


23時~6時までは深夜料金が一人あたり200円かかります。
また、分煙ですが座席は完全には仕切られていません。
それでも、深夜の新宿でこれだけ居心地の良い空間は稀でしょう。
スタッフの動きもきびきびとして気持ち良く、推薦者の「全てが絶品」という評価にも、深く頷けたのでした。

※珈琲貴族エジンバラ
住所:東京都新宿区新宿3-2-4 新宿M&Eスクエアビル 2F
電話番号:03-5379-2822
営業時間:24時間営業、無休
URL:http://edinburgh.jp/

珈琲貴族エジンバラ

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