武蔵野の自然をテーマにした「図書喫茶カンタカ」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

知人の画家さんが絵本の出版記念個展を開催するということで、こちらのお店を訪れました。
東村山って何線だったっけ、と思って調べたら、なんと最寄り駅が所沢。
少し前に、さくらタウンにある角川武蔵野ミュージアムに行ったばかりです。
所沢駅から15分程歩いた先に、背の高い看板が現れました。


「図書喫茶」というだけあって、まるで図書館のようなシンプルですっきりとした建物です。


窓ガラス越しに見える内部にも整然と書棚が並んで、知らない人が見たら本当に図書館だと思いそう。


スタッフさんが「お好きなお席へどうぞ」と仰って下さったので、贅沢に広いテーブルに着きました。


ハンバーグプレートやパスタプレート、カレーなども美味しそうでしたが、前にカフェで食べたバインミーがすごく美味しかったのを思い出し、バインミー(750円)のサバ(ナンプラー&レモン)と、ブレンドコーヒーのレギュラー(550円)を。
ブレンドコーヒーは深煎りの「落ち葉」、中深煎りの「柳瀬川」、中煎りの「カンタカ」、浅煎りの「日月」の四種類。
「ナッツ系の甘い香ばしさ、上品な苦みの後のコク」という、「柳瀬川」を選びました。


展示はどこにあるのかスタッフさんに尋ねたところ「2階です」とのこと。
注文の品も2階に運んで下さるとのことでしたので、2階へ行きました。


途中の踊り場にも、絵が展示されています。


どことなくプリミティブでサイケデリックな絵が、ストーリーに沿って並び、絵本の原画以外にも何点かの絵が飾られています。


この絵を動かし、音楽をつけたアニメーションの上映もして下さいました。
アニメーションになるとますます世界観に入り込めて、とても良かったです。


そのうちにコーヒーとバインミーが運ばれてきました。


珈琲は滋味に溢れていて、バインミーもとても味わい深くて美味しかったです。

オーナーさんをご紹介頂いたのでご挨拶すると、なんとお店を案内して下さるとのこと。
有難くお願い致しました。
するとまず、お父様が描いたという近隣の風景の絵を、見せて下さいました。


この武蔵野の森は、スタジオジブリのアニメ「となりのトトロ」の舞台になっているとのこと。
店名も「となりのトトロ」のカンタと、「もののけ姫」のアシタカを合わせたものなのだそうです。


店内の本はなんと4万冊ほどもあるそうです。
自然環境や、武蔵野の風土記にまつわるものが多かったように思います。


こんな素敵な環境で、美味しいお茶やお食事を頂きながら本を読めるなんて、何物にも代えがたい贅沢な時間だと思いませんか。

※図書喫茶カンタカ
住所:東京都東村山市秋津町3-30-6
電話番号:042-306-0148
営業時間:9:00~20:00、無休
URL:https://www.facebook.com/kantakajpn/

図書喫茶カンタカ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存