こじんまりした地元密着型の「カフェ 芙蓉」で午後のひととき
あまり行かない街である武蔵境。
用事の前にお茶でもと、立ち寄ったのがこのお店「カフェ 芙蓉」。
まるで画廊のような渋い古木の看板の下には、やはり木の桟と扉。
一叢の紫陽花が蕾をつけていて、あと少しして満開になったら、さぞかしお店の雰囲気に映えるだろうと思われます。
やや暑い日でしたが、中はひんやりとしていて、ほっとひと息つけました。
ヴァイオリンコンチェルトが流れる店内は、マダムとマスターが切り盛りしている様子。
ケーキセット(910円)を、レアチーズケーキとコーヒーで頼みます。
マスターが運んできたコーヒーは、やや浅煎り。
程よい装飾のNiccoのコーヒーカップに入っています。
そしてレアチーズケーキ。
下はスポンジ。上は爽やかなクリームです。
さっぱりしていて、やや酸味のあるコーヒーとよく合います。
嬉しかったのは、お皿がうちで使用しているノリタケのTULANEのものだったこと。
出回っているシリーズだと思うのですが、お店で見掛けたのは初めてかもしれません。
あまり目立たないながらも縁の部分に繊細な模様が入っていて、素敵なデザインです。
ブランド食器を使用しているお店も、最近ではそんなに見掛けなくなりましたが、やはり良いものは良いなと思います。
もう一つ、目を引いたのは、これまた渋い木のケースに入れられたカトラリー。
ケーキ用にこんなずっしりとしたフォークを持ってくるのは、珍しいですね。
短い時間でしたが、穏やかなひと時を過ごさせて頂きました。
※カフェ 芙蓉
住所:東京都武蔵野市境2-2-15
電話番号:0422-53-0606
営業時間:11:00~22:00、月休
カフェ 芙蓉