【番外編】カオティックでレトロなエスニックレストラン！「伯爵邸」

2021/11/30 その他

友人たちと大宮に行くことになり、折角なのでその辺りのお店を探してみようとリサーチして見つかったこのお店。
「伯爵邸」という店名からは、池袋にある「伯爵」グループのような、ヨーロッパの貴族の館をイメージしたような、バブル期に建てられたゴージャス内装の喫茶店を連想させられます。
が、サイトを見るとTOPページには、どこかの国の民族衣装をイメージさせる色鮮やかな衣装を纏い冠を被った、派手なメイクの人々がずらりとテーブルの前に並んでいます。
テーブルの上に乗った料理はスパゲッティにオレンジジュース、コーヒーと、ごく普通の洋食メニューのようです。
謎すぎる。
しかし名物は大宮ナポリタン、とのことですので、昔ながらの洋食を出すレストランで間違いないのでしょう。

お店の前に辿り着くと、その外観に呆気にとられました。
植物の鉢が幾つも並び、その合間にギリシャ風の彫像が立っています。
彫像の持つ看板には「大宮盆栽コーヒー」とあります。盆栽コーヒーとは一体…？

気になりつつ店内に入ると、至るところ装飾品と酒瓶でぎっしり。

席が空くのを待つ人の為の椅子があり、その横にはハブ酒の瓶が幾つもあり、くわっと口を開けたハブがこちらを睨んでいます。

奥の方にはバーカウンターがあります。

日本人に交じって、アジア国籍と思しき外国人のスタッフが何人か働いています。

メニューを開くと、その膨大な量に再度驚きました。
お酒のメニューが多い！

そしてフードメニューには「ASIAN FOOD」というコーナーがあり、Thai＆China、India＆Nepal、極めつけに「ウイグル家庭料理」なんてものまであります。
沖縄料理や食材の充実ぶりを見て、あのサイトの写真は琉球王国のものか、と思い至りました。
大宮ナポリタンを頼むのは何だか勿体ない気がしてきたので、一応沖縄料理であるタコライス(サラダ、スープ、ドリンク付き1000円)を頼むことに。
同行の友人はお嬢様セットなる、ナポリタンと唐揚げとフレンチトーストのセット(サラダ、スープ付き1200円)、ウイグル風ピラフ(1000円)を頼んでいました。

運ばれてきたセットたち(特に記載のなかったウイグル風ピラフにもサラダ・スープが付いていました)は木の盆に乗せられていて、かなりのボリュームです。
お嬢様セットはお嬢様だと到底食べられなさそうでした。

タコライスは幸い、レタスが多くてヘルシー気味だったので、何とか完食。
ひき肉とチーズの上に刻んだレタス、トマトを散らして目玉焼きを載せ、カイワレ大根をあしらった、素朴なまかないご飯のようなタコライスでした。
ウイグル風ピラフは少し頂いてみたところ、結構普通のドライカレー風ピラフでした。
ナポリタンももっちりして美味しかったです。
いずれも、上にはカイワレ大根が乗っていました。