駅前のロケーションが便利な「銀座和蘭豆 蒲田駅前店」

創業は1969年(昭和44年)と言いますからそれなりの老舗ですが、新しく出来たカフェにも引けを取らない綺麗さです。

イベント帰りに軽く食事でも、と思い、入ってみました。

ビルの入口は、最近のチェーン店などにもよくあるような、レンガやランプでレトロな雰囲気を醸し出す設え。
でも看板やメニューはカジュアルなので、レトロ喫茶にありがちな敷居の高さは感じません。

階段を上ったところに積まれた珈琲豆の樽が、コーヒー専門店らしさを主張しています。

店内は、湾曲したフロアのつくりが少し特徴的。

ファミリーレストランのようなラミネート加工されたメニューには、パスタやドリア、ビーフシチューなどのフードメニューが載っていました。
でもそこまでがっつり食べるつもりはなかったので、ピザトースト(650円)をドリンクセット(＋450円)で頼むことにしました。
ドリンクはオーソドックスに、和蘭豆ブレンドです。

流れているのはポップスで、これまたカジュアル。
でも、大理石のカウンターに生花が生けられていたり、きちんと高級感も演出されているのが憎いところです。

ややして、伏せられたコーヒーカップが運ばれてきました。
あ、これはもしかしてサイフォンでのサービスなのかな？
期待しつつ待っていると、スタッフさんがサイフォンを持ってきて、テーブルで注いで下さいました。

酸味が効いていつつもマイルドで、飲みやすいコーヒーでした。
後でサイトを見たところ、ブレンドの説明には「モカ、ブラジルを中心とした4種類の豆と、そして、それぞれ特徴の違う豆をつなぎ合わせる役割のある最高級豆ジャワロブスターＷＩＤを使用しています」とありました。
ブレンドした状態で焙煎するのではなく、それぞれの豆を焙煎した上で、季節に応じてブレンドしているのだとか。

そしてピザトースト。
綺麗に焦げ目のついた、ふわふわのイギリス食パンです。
チーズの分量も丁度良くて、美味しく頂きました。

サイトにある銀座店の写真を見ると、外装・内装ともなかなか素敵なデザインのようなので、そのうち銀座店にも行ってみたいと思います。

※銀座和蘭豆 蒲田駅前店
住所：東京都大田区西蒲田7-66-10
電話番号：03-3739-0050
営業時間：[月～木]10:00～22:30、[金・土]10:00～23:00、[日・祝]10:00～22:00、無休
URL：https://www.ginza-ranzu.com/