エリアに一店舗は欲しい、フレンチシックな正統派喫茶「カフェ・グレ」

2020/6/10 町田

緊急事態宣言が明けたある日、WEBショップ「ロサ･パルティ」の仕入れに、小松社長（「レトロ喫茶東京」管理人koma2氏）と共に出掛けました。
無事仕入れも済ませて、訪れたのがここ、カフェ・グレ。
町田駅前には煉瓦の敷石に緑色に塗られた街灯、というちょっとお洒落な一角があり、その前にある木の立看板には「オールドコーヒー　チーズケーキ　スープ」とあります。

何十軒ものレトロ喫茶に行っていると、一定の傾向が見えてくるもので、オールドコーヒーを出すお店というのは、フランス語の長くて覚えにくい店名で、ちょっと洞窟っぽい暗めの店内は漆喰の白壁に古木の柱や梁、装飾は控え目だけど置いてあるものは本物志向で、アールヌーヴォー風の絵やランプなどの調度品、というのがお決まりの感じ。
ここ「カフェ・グレ」も、店名が覚えやすい短いものである以外、大体この規則に当て嵌まっています。

階段を上ったところにある、鉢植の木に掛けられたキャンバスの看板も良い雰囲気です。

中央にはアールヌーヴォー風のランプの下に大きなテーブル、生花の生けられた大きな花瓶。

店内には、何組かのお客。
（撮影は、お客が居ない時を見計らってさせて頂きました）

私たちの座ったテーブルの横は、天井まである大きなすりガラスの窓で、柔らかい光が差し込んでいます。

コーヒーはブレンド（五番町）か、マイルドブレンド(いずれも600円、お代わりは半額)のようなので、これがオールドコーヒーのブレンドなのでしょう。
他はカフェオレなどのアレンジコーヒー。コーヒー専門店でたまに見かける、「琥珀の女王」もありました。
ケーキはチーズケーキ、ダークフルーツケーキ、チョコレートケーキ、シフォンケーキなど、お店の雰囲気に相応しい、シンプルな感じ。