老舗金魚屋で喫茶を楽しむ「金魚坂」
今年に入りもう3か月目になりました。
ライター瑠璃です。
今回は有名な「金魚坂」を私ならではの視点でご紹介したいと思います。
本郷三丁目駅より住宅街の中に入り、細い路地を見上げると坂の上にありました。
車が一台通れるかどうかのこの細い路地になぜかレトロ感を感じてしまいます。
創業350年、金魚の卸問屋として営業している金魚屋が2007年にオープンした喫茶店です。
そのため喫茶のある洋館風の建物の周りは金魚やめだかの養殖・販売所です。
金魚すくいをする親子も見受けられます。
さて、喫茶店には開店と同時に入店しました。ここはよくメディアにも取り上げられるためいつも満席なのです。
他にお客様がいらっしゃらなかったのでお店の方に許可をいただき店内の撮影。
店舗は2階建てで1階が喫煙席、
2階が禁煙席と完全分煙となっています。
1階席は重厚な感じがしますが、2階席は明るく少しカントリーテイストです。
天井は高く、小さくクラシック音楽が流れていますが、聞こえるか聞こえないかの程よい音量です。
さて、私は親子丼をオーダーしました。ランチメニューには珈琲や紅茶の他に中国茶がセットで選べます。
中国茶はこのあと時間をかけて茶葉が広がります。また、都度定員さんがお湯を足しに来てくれるのですが薄くなることもなく最後まで美味しくいだだけました。
金魚坂は中国茶も専門としており、何種類かありました。昨今、お茶ブームと見受けられますが中国茶もいかがでしょうか。
さて、オーダーした親子丼が来ました。
ご飯と具は別になっていて自分でかけるタイプ。ご飯の上に揚げたごぼうが乗っていますが、これがまた隠し味のようになっているのです。
小鉢やデザートの味も申し分なく、贅沢で満腹な気分で過ごせました。
こちらは同行者が注文したアップルパイと珈琲です。
アップルパイ、少しいただきましたが、林檎の甘みを生かしたシンプルな味付けながらもパイ生地はとてもしっとりしたクッキーのようです。厚めのコンポートの食感とあいます。
飲食メニューは厳選されたものが数点、といった印象です。
ただしどれも喫茶店としては量が多めなのでお腹を減らしていくことをおすすめします。
さて、こちらの見どころはやはり金魚モチーフやグッズの多さでしょうか。
店内の至るところに金魚グッズが置いてあります。
この窓なんていかがでしょう。
空を飛ぶ金魚、か、空の青さを水中に見立てたのか、
金魚好きにはたまらない空間です。
それでいて主張しないさりげなさ。多くの有名人を惹きつける理由はそこでしょうか。
店内にはサイン色紙が飾ってありました。
座席が広いため、ご友人やご家族連れでも訪れやすい空間です。
帰りにまた金魚たちを見て、自宅のメダカの睡蓮鉢に飾る置物を買って帰りました。
金魚坂
東京都文京区本郷5-3-15
TEL:03-3815-7088
平日 11:30-21:30
土日祝11:30-20:00
月曜・第3火曜休 (祝日の場合は営業/翌日振替休日)
年末年始休み12/30-1/4