レトロゲーム好きには堪らない「桃山」、入口も豪華

2020/2/29 2020/3/1 錦糸町、亀戸

友人と映画を観にゆくことになり、せっかくなのであまり取材していないエリアにしようと、あえて錦糸町の映画館を選択しました。
探してみると、さすが下町です。気になるお店がごろごろ。
その中で、凝った外観に惹かれたのが「桃山」。
友人も、フルーツサンドが気になるとのことでした。

映画が終わり、お店に向かいます。
遅い時間ですが大丈夫。なんとここは、24時間営業なのです。
新宿や池袋には何店舗かありますが、墨田区で24時間営業のお店に出会うとは。
いや、私が錦糸町をよく分かっていないだけで、実は夜に活気のある街なのでしょうか。

お店の前に辿り着きました。

写真で見ていた通りの、装飾的な扉と柱にテンションが上がります。

レトロゴージャスな喫茶店が好きな私は、一方でいわゆる昭和の純喫茶はあまり好みではないのですが、ここ「桃山」はその両者を兼ね備えたお店です。

というのも、あの！昭和の喫茶店ではお馴染みの、ゲーム機のテーブルがここには何台もあるのです。
インベーダーゲームではないようですが、好きな人にとっては堪らないでしょうね。
私も、今度どこかでゲーム機を見つけたらやってみようかな・・・。

この日は、普通のテーブルに着きました。
横には、孔雀の絵柄のステンドグラスがあります。

天井のシャンデリアもデザインが独創的で、良い感じ。

女性のスタッフさんが、お化粧をしている若い女性客を注意していました。
注文を取りに来られたので、ドリア(720円)とナポリタン(700円)とでギリギリまで迷った挙句、ナポリタンとコーヒー(420円)を。
友人はベーコンエッグ(900円)を注文していました。こちらは定食なのだそうです。

撮影の許可を取ろうとした矢先、スタッフさんにあまり店内の写真を撮らないように、と注意されました。
他のお客さんが入らなければよい、というのでもなさそうです。
グルメサイトなどでネガティブな評価を書かれ、嫌気がさして取材拒否されるお店も少なからずあり、私も今まで数店舗、記事に出来なかったお店がありました。
それなら仕方無い、と諦めモードでお食事。

コーヒーはレトロ喫茶らしい酸味系のお味だったかな。

ナポリタンはかなり味濃くて麺はもっちりしていて、美味しかったです。
友人は食後にデザート代わりにフルーツサンド(600円)を頼み、私も少し頂きました。
フルーツサンドってどこか、特別感があります。
バナナにみかんにパイナップル。ぎっしり挟まったフルーツとホイップクリーム、ふわふわのパンとの相性も最高でした。
帰り際、諦めきれずダメ元で、先程とは違うスタッフさんにブログ掲載の可否を問うと、意外にもOKとのこと！
慌てて戻り、追加で2、3枚お写真を撮らせて頂きました。