夜の質感を大事にするジャズ喫茶「綜合藝術茶房喫茶茶会記」

2019/3/16 2019/11/15 四谷

何を隠そう、このブログ記事のライターが、毎月第三月曜に《哲学者の薔薇園》というカフェバーを営業させて頂いているのが、このお店。
どのタイミングで取り上げようかと考えていたのですが、自分たちの営業日はなかなか落ち着いて写真を撮ることができず、延び延びになっていました。

先日、友人の結婚パーティがここで開催され、その際に改めて店内の写真が撮れたので、記事にすることができました。

このお店の特異性は、まずはジャズ喫茶であってジャズ喫茶でない、という点でしょうか。
もちろん、普段流れているのはジャズなのですが、12席の喫茶スペースの隣にある40席ほどのイベントスペースでは、毎日のように何かしらのイベントが開催されていて、ジャズライブだけではなく舞踏から演劇、伝統芸能まで幅広いのです。

これも店主の人徳の為せる業でしょう。
あまりに多種多様な人々が集まるので、オープン10周年の2017年には、茶会記ゆかりの人々のエッセーを集めた、「喫茶茶会記 – Profile 1 -」という本まで出版されました。
光栄なことに私も掲載して頂いております。
自分の営業日以外でも時々仕事帰りに寄りますが、店主の福地さんが大抵誰かしら、居合わせた方を紹介して下さいます。