両国の新名所?「カフェテリア ニューストン」で記念撮影

両国というあまり縁のない土地に、仕事で訪れたある日。
きっとこの辺りはレトロな喫茶店が多い筈!と思って探してみたものの、祝日だったせいかお休みが多く、やっと開いていたのがここ「カフェテリア ニューストン」。
お店に入ろうとすると、若い女子二人連れが、お店の前で交互に写真を撮っています。
オシャレな感じのレトロカフェではなく、いかにも下町にありそうな渋いお店なのに、なんだか不思議。
入ってみると店内の先客も、10代から20代くらいの女子グループやカップルばかり。
ラミネート加工されたペラのメニュー表は2枚。
片方はお食事メニューが記載されていて、カレーやオムライス、生姜焼き、ハンバーグ、スパゲッティー各種などなど、お値段は1200円〜1600円とやや高めです。
もう一つのメニュー表はドリンク、デザート、トースト・サンドウィッチなどで、ホットコーヒー(ブルーマウンテンブレンド)900円から、パフェ1600〜2000円とやはり高い。
ドリンクだけ頼んだとしてもほぼ1000円は超えるお値段です。
しかし、お食事メニューには190円でドリンクがセットになるようなので、ここは食事を頼むべきでしょう。
辛口キーマカレー(1300円)とホットコーヒー(190円)を注文しました。
店内には油彩の風景画が掛かり、革製のステンドグラス風ランプが下がっていて、重厚感を醸し出しています。
一方の壁には芸能人のサイン色紙が沢山飾られていたり、段ボール箱が剥き出しで置かれていたりと、やや雑然とした印象。
周りを見ると、どうやら皆デザート目当てなのか、パフェを頼んでいる人が多い様子。
確かに写真を見ると、パフェはボリューミーで、盛り付けも凝っていて美しいです。
そのうちに、私のキーマカレーが運ばれてきました。
とろりとしたルーがたっぷり掛かり、福神漬けがちょこんと添えられています。
色が薄めだな、と思ったのですが、口に入れるとその名の通り、スパイスがピリリと効いていて美味しい。
コーヒーは残念ながら薄めで、香りも飛んでいました。
後から入ってきた外国人のグループが何か訴えていたのですが、スタッフの女性が「全然分からない」と苦笑していました。
外国からのお客様にも、日本のレトロ喫茶の魅力を、存分に味わってもらえればなと思います。
※カフェテリア ニューストン
住所:東京都墨田区両国3-26-11
電話番号:03-3634-8566
営業時間:[月~土]8:00~23:30、[日]12:00~17:00、無休
URL https://newstone1983.com/