モダンな内装を持つ昭和の喫茶店「いちこし」

2021/6/17 大塚

大塚に所用があり、友人と待ち合わせることになりました。
喫茶店を調べたところ、何軒か見つかったのですが、最初に選んだお店に行ってみたところ、定休日でした。
別のお店を探して、すぐ近くに見つかったのがこのお店。
ネットの情報を見る限りでは、サラリーマンが煙草を吸いに立ち寄るような雰囲気の、かなり渋い感じのお店のようです。

行ってみたところ、入口には植物の鉢がいくつか置かれています。
ショーケースには洒落たグラスやフィギュリンなども飾られていて、意外と癒しの空間を演出している様子。
先客は常連らしき老婦人がお一人。
マスターとマダムのお二人で切り盛りしているようです。

一番奥は団体席になっていて、その向こうにはガラス越しに細い庭のようなスペースが見えます。
この作りはレトロ喫茶に割とある感じです。
それにしてもこのお店、思いの外内装デザインが秀逸。

黒い球体を中心に電球が円を描くスペーシーなシャンデリアや、三角形の窓が穿たれたクリーム色の壁、中央が円形にくり抜かれた茶色いアクリルのパーテーション。

壁の一部はグリーン、天井は紺色、ソファはレッドブラウンと、色の取り合わせもとてもお洒落。
造花があちこちに飾られ、個性的なインテリアになっています。
流れているのはイージーリスニング。

ランチを頂こうとメニューを見ると、トーストとサンドイッチが中心でした。
それ以外はナポリタンとミートソースのみあったので、ナポリタン（コーヒー・紅茶・ミルク付　1000円）を注文。
レトロ喫茶にしては、お値段がそれなりです。
モーニングは飲み物にトーストと玉子付きで450円と大分お得なのですが、残念ながら11時までとのことで、過ぎてしまっていました。

しばらくして、まず運ばれてきたのはナポリタン。

ウインナーやピーマンは定番ですが、冷たいゆで卵とパセリが添えられているところが個性を主張しています。
お味はまあまあ。
食後にコーヒー。