「ニュートーキョー」の優雅な店内で頂く、定食やお弁当

2020/3/5 2020/3/21 日暮里、田端

ギャラリー幻からの帰り道、ちょっと遠回りして日暮里まで足を伸ばしました。
前々から気になっていた「ニュートーキョー」に立ち寄る為です。
100席ある広々とした店内はいつも満席、定食屋さんのようなメニューが楽しめる、ということで、きっと上野の「ギャラン」みたいな雰囲気のお店なのだろう、と想像していました。

入口に着くと、サンプルショーケースやのぼり、壁に貼られたメニューなどが、なるほどフード類の豊富さをアピールしています。

エスカレーターを見て、やはり賑やかな池袋の「カフェ・ド・巴里」を思い出しました。

上がるとまた数段の階段の上に、入口が。結構、典雅な佇まいです。

いざ店内へ。

大理石の壁に、ダークな色調の木製の手摺に、赤い絨毯。
ゴブランの模様入りソファがとても豪華です。
ちなみに私は、これとそっくりな生地のワンピースを持っています。

天井には丸く窪みが穿たれ、鏡張りの中央からシックなシャンデリアが下がります。
お客様はそれなりに居るものの、賑やかという程でもなく、落ち着いた店内にはクラシックが流れています。

夕食前だったので、軽食かスイーツで済まそうと思っていたのですが、「エビ・イカ・ホタテとブロッコリーのスバゲッティーグラタン」(968円)を見つけてしまいました。
前にも書いた気がしますが、スパゲティグラタンは私の好物なのです。
割と珍しいこともあり誘惑に勝てず、ドリンクセット(310円)のブレンドコーヒーと共に、注文してしまいました。
待つ間にスタッフさんに許可を取り、店内の調度を撮影。

等身大に近いレリーフも素晴らしいです。

コーヒーが運ばれてきました。

コーヒーは苦味も酸味もあるのですが、ちょっとコクに欠けるようです。

スパゲッティグラタンはというと、クリーミーさは十分にあります。
ただ、せっかくのグラタンなので、もう少し香ばしさがあっても良いかな、と思いました。
あと少し気になったのは、銅製のテーブルの金属臭です。
一方、店内はレトロな喫茶店には珍しく、ガラスの壁で仕切られた、スモーキングエリアがあります。
煙草の煙が苦手な方でも、比較的安心できるのではないでしょうか。