スバルのスクーターとレトロな雑貨たち「珈琲屋らびっと」

2022/11/27 板橋

駅から少し歩いて、見つけました。
一度来てみたかったお店。
暖かいランプの光が道を照らしています。

店名の「ラビット」は富士工業（現SUBARU）製のスクーター。

お店の前に停まっている黒いバイクがそうなのかと思ったけれど、スクーターではないので違うみたい。

ずらりと並べられた昭和レトロなグッズ類は、売られているのかと思いましたが、値札が見当たりません。
となるとインテリアなのでしょうか。

テーブルや椅子、カウンターの向こう側の棚にずらりと並べられたカップ類はアンティークな雰囲気を醸し出しています。
が、ブリキの看板やフィギュアやおもちゃのおかげで、駄菓子屋のような庶民感も感じられます。

映画音楽のようなイージーリスニングが流れ、カチカチという時計の音も、BGMに一役買っています。
メニューにはブレンドもありましたが、何気なくマスターにブレンド(500円)のベースを聞くと、ブラジルベースで酸味が無い、とのこと。
そこでつい、いつものブレンドではなく、ブラジル(500円)を注文しました。
お茶請けにはレアチーズケーキ(350円)を注文。
注文後に店内のインテリアを眺めて楽しみます。
ジュークボックスはなんと、現役のようです。

私の座っている席のすぐ横には、ラビットをはじめ古いバイクや車の広告が、額に入れて飾られていました。

ややしてマダムらしき女性が現れ、マスターと交代していました。

さて、運ばれてきた大きめのカップに淹れられたブラジルをひとくち。
カップはロイヤルドルトンです。
なるほど酸味がなく芳ばしい、琥珀色の液体をじっくり味わいました。

ファイヤーキングっぽいオレンジ色のガラスのプレートに乗ったレアチーズケーキには、ブルーベリーソースが掛かっています。
頂いてみると、台がなくすべてクリーミーなチーズケーキ本体(？)。
ケーキは驚くほど滑らかでした。
ブルーベリーソースも果実感があって美味しいのです。
ノスタルジックな気分を味わいに、ぜひ訪れてみて下さい。