台湾系喫茶店「雅」にて、新たな飲食店形態の可能性を探る

2019/5/13 2019/5/14 幡ヶ谷、笹塚

笹塚で少し時間が出来て、さてどうしよう、と思ったのは、この辺りにあまり喫茶店が無いことを知っていた為です。
ただ、ブログ管理者のkoma2氏によれば、ネットに情報の全く乗っていない喫茶店も、少なからずあるとのこと。
そんなお店を探してみるのもありかな、と十号通り商店街から十号坂商店街にかけて歩いてみましたが、今っぽいおしゃれなコーヒースタンドはあるものの、やはり喫茶店はなし。
仕方なくチェーン店でも入ろうかな、と駅へ戻りかける途中、脇道に「珈琲専門店」の看板を発見！

少しスナックっぽさはあるものの、確かに昔ながらの喫茶店の雰囲気です。
入ってみると、洋楽のポップスの流れる店内では、中央のカウンターのように見えるテーブルに何人かの地元のおじいさんおばあさんが集まって、会話に興じています。

雰囲気はやはりスナックっぽさもあるのですが、ヴェネツィアンガラスでしょうか、カラフルなガラスのシャンデリアが可愛い。

照明は暗めですが、窓辺には花が飾られていて、レースのカーテン越しの光は柔らかです。

中華風のお食事メニューの写真が店内に沢山貼られていて、かなり食事を推しているようです。

けれどそんなにお腹が空いてはいなかったので、大人しく「雅ブレンド」(450円)とトースト(300円)をオーダー。
メニューにはトアルコトラジャやハワイ・コナ、エメラルドマウンテン等、確かに産地別の珈琲が何種類かあるのですが、それだけではなく、花茶や凍頂烏龍茶、高山茶、養生茶などの中国茶、そしてアルコールも何種類か用意されています。
おまけに、「ジュース各種」の中になぜか「仙草ゼリー」(600円)が！
お食事メニューはエビチリ、豚の角煮、麻婆豆腐、青椒肉絲などで、全て700円（ドリンク付きで900円）とお安いです。

マダムは台湾の方のようです。お店のオープンは2011年。しっかり地域に根付いているらしく、お客様から慕われている様子が伺えました。
調べてみるとこのお店、ちゃんとホームページもありました。
壁に貼ってあるメニューには、タピオカミルクティが。
お店の営業時間はモーニングタイム、ランチタイム、コーヒータイム、アルコールタイムと4区分に分かれているようです。
お客を呼び込む為の工夫を、色々とされているのかなと感じました。