「7CAFE」の読み方は「ナナカフェ」幡ヶ谷の文化発信地
好きな喫茶店は数知れずありますが、私のとりわけお気に入りのお店には、名曲喫茶やギャラリーカフェ、ブックカフェが多いことに気づきました。
文化的な匂いにどうも惹かれるようです。
2011年オープンの7CAFEはブックカフェでもあり、店内にアクセサリ作家などによる展示スペースもあり、時々ライブイベントも開催しているという、10数席というこじんまりした店舗ながら文化的スペースとして機能しているお店です。
ここへ来ると私は大抵、ブレンドコーヒーのキングアーサー(500円)とオリジナルデザートのババンヌ(390円)を頼みます。
ババンヌはお店で焼いたスコーンに、洋酒の効いたババロアを挟んだ新感覚スイーツ。ベリーソースが添えられてきます。
こちらのコーヒーはフレンチ・プレスのポットサーブで提供されます。
粗めに挽いた豆をサーバーに入れてお湯を注ぎ、プレスしてカップに注ぐフレンチ・プレスは、コーヒーの油分が出やすく、濃度は薄めでお茶のような味わいになります。
これが、ババンヌとよく合うのです。
店内は石膏像のレリーフや古いラジオやランプが飾られ、小さな木のテーブルや椅子が置かれた独特の雰囲気。
店内数箇所ある本棚を覗いてみると、小説にエッセー、古い漫画、ファッション誌、実用書とかなり幅広いです。
「エックハルト著作集」があったのにはちょっと感動しました。
店内に置いてある栞にメモなどを書き込んで、挟んでおくこともできます。栞を通じた交流が生まれるかも?!
昔ながらの喫茶店メニューではない、今どきのカフェ飯という感じのランチメニューも気になるところ。
今度、お腹を空かせて行ってみようかと思います。
※7CAFE
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-1 平沼ビル 1F
電話番号:080-4410-7757
営業時間:[日〜木]11:30~22:30、[金・土]11:30~23:15、火休
URL:http://7cafe.jp/